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長距離フライトの便利アイテム&機内を快適にする持ち物20選!「現役CAがオススメ」エコノミーがファーストクラスに?

フルフラットになる広いシートにふかふかな枕、豊富なアメニティ、いつでも頼める美味しい食事など、
上位クラスであれば長距離フライトも比較的快適に過ごしやすいですよね。

しかし、飛行機の座席数の大部分がエコノミークラスであるように、
リーズナブルなエコノミークラスを利用したい、という方が多いのではないでしょうか。

エコノミークラスでの長時間のフライトはなかなか辛いですよね。

そこで今回の記事では、

「エコノミークラスでも長距離フライトを快適に過ごしたい!」

という願いを叶えるため、現役国際線客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)さんに、
実際に機内に持ち込んでいるおすすめのアイテムを聞いてみました。

この記事を読んで、快適な長距離フライトを楽しみましょう。

現役CAがオススメする便利&快適な機内への持ち物とは?

機内用バッグ

機内では持ち込んだ手荷物を、「座席上の物入れ」または「前の座席の下」に収納する必要があります。

前の座席の下に収納できないキャリーケースや大きな荷物は、座席上の物入れに収納することになり、取り出すのが少々面倒くさくなってしまいます。

飛行中に使いたいアイテムはまとめて機内用バッグに入れておきましょう。

前の座席の下に置いておくことで、いつでも簡単に使うことができますよね。

このように手荷物を整理してから機内に乗り込んでいただけると、他のお客様のスムーズな搭乗にも繋がりとても有難いです!

マスク、アイマスク、耳栓

快適な睡眠が取れると、長距離フライトもあっという間に感じませんか?

私たちCAも、お客様の睡眠時間を確保するために、お食事サービスをできる限り短時間で行い、早くライトダウンできるよう努めていたりします。

快適な睡眠のためには、マスク、アイマスク、耳栓が必要不可欠です!

機内の湿度は10パーセント前後で、砂漠よりも乾燥していると言われています。

まずはマスクをして喉と肌を守りましょう。

私は小分けになっているタイプのマスクを常に何枚か携帯しています。

基本的に長距離フライトでは、ライトダウンしてお客様にお休みしていただける環境を作ります。

ですが、勿論必ず寝なくてはいけないわけではありません。

ライトダウン中でも、映画を見ている方や、リーディングライトをつけてお仕事をしたり読書をしたりしている方はたくさんいます。

そこで、「眩しくて眠れないのでやめてください!」というわけにもいかないと思います。

そんな時にはアイマスクをつけましょう。

私は使い捨てできるホットアイマスクを使っています。

暖かくてリラックスできるのでオススメです!

飛行機のエンジン音をうるさく感じる人は多いでしょう。

また、多くのお客様が乗っているエコノミークラスでは特に、周囲の人の話し声や、赤ちゃんの泣き声などがうるさく感じることもあります。

そんな時には耳栓を使用しましょう。

上位クラスでは、ノイズキャンセリングヘッドフォンを貸し出していたりもするので、普段から音楽を聴く方は購入しても良いかもしれませんね。

ネックピロー、オットマン

ネックピロー、オットマンも長距離フライトでよく見かけるアイテムです。

ネックピローは、100円ショップなどで売られている空気で膨らませるタイプのものを使っています。

持ち運びが簡単にできるので、機内だけでなく、旅先でバスや電車で長時間移動する時にも使うことができて重宝します。

オットマンも同様に、空気で膨らませるタイプのものがおすすめです。

足を伸ばして眠ることができますし、むくみの防止にもなります。

オットマンは、脱出の妨げになる通路側の席では使用を禁止されているなど、航空会社によって使用制限があることも多いので少し注意が必要です。

携帯用湯たんぽ

飛行機内の空調は、CAがお客様の様子を見て調節していますが、全てのお客様に合わせるのは難しいです。

特に外資系航空会社の機内は寒すぎると感じる方も多いのではないでしょうか?

寒さ対策のためには、空の携帯用湯たんぽを持ち込み、CAさんに頼んでギャレーでお湯を入れてもらいましょう。

お客様で持っている方はあまり見ない気がしますが、私の会社のCAはほとんど皆使っている定番の必需品です。

ドイツ製のものを使っているCAが多いです。

海外のホテルで、冷房が効きすぎているときや乾燥防止のために暖房をつけたくないときなどにも使えるのでとても便利です。

ハンンドグリーム、リップクリーム

先ほども書きましたが、機内は砂漠以上に乾燥しているので、お肌の保湿は大切です。

「ジョンマスターオーガニック」や「C.O.Bigelow」のリップクリームはCAの中で人気があります。

荷物を減らしたい場合、ワセリンやニベアなど、全身に使える保湿グッズもおすすめです。

100mlを超えると保安検査で没収されてしまうので注意してくださいね!

私は試供品やトライアルキットがあれば持っていくことも多いです!

目薬、メガネ

 

機内の乾燥は喉や肌だけではなく、目にも及びます。

機内で眠るときは勿論ですが、起きている場合でもコンタクトを外してメガネにしてしまうととても快適です。

私はいつも到着直前にお手洗いで1Dayコンタクトを入れています。
コンタクトは洗浄する必要がない1Dayがおすすめです。

仕事で乗務するときは、休憩中であってもコンタクトを外せないので(緊急脱出時にメガネを外して安全業務を行うため)、目薬を頻繁にさして凌いでいます。

使い捨てスリッパ

エコノミークラスを利用する際に忘れてはならないのがスリッパです。

上位クラスであればほとんどの航空会社がアメニティとしてスリッパを用意していますが、エコノミークラスではないことが多いです。

長時間のフライトの中で、ずっと靴を履いたままだと足がむくんでしまいますし、席を立つ際にいちいち靴を履くのも面倒ですよね。

だからと言って、裸足で歩くのも危ないです。

また、大きな声では言えないのですが、機内清掃を見ていると、機内の床はあまり綺麗ではないと感じます。

なので私は、使い捨てスリッパを使用して到着後に捨ててしまうことが多いです。

ウルトラライトダウン

ユニクロのウルトラライトダウンです。

とても軽いので、機内が寒いときに長時間着ていても肩が凝りません。

私は長距離フライトだけでなく、海外へ行くときには必ずバッグに入れています。

かさばらず持ち歩きに便利です。

とても薄く、コートの中にも着られるので、海外へ移動した際の予想外の寒さにも対応できます。

日系のCAさんは皆持っているのかなというくらい、着ている人をよく見かけます。

着圧ソックス

着圧ソックスで、長距離フライトの大敵である、むくみとエコノミー症候群を防ぎましょう。

私は長距離フライト中ずっと履いています。

履くのと履かないのとでは、フライト中は勿論、到着後の足の疲れが全然違います。

服装はピタッとしたジーンズは避けると良いです。

着圧ソックスも履きづらいし、そもそも疲れてしまいます。

食べ物

機内食はフライトの楽しみの一つだという方も多いと思います。

しかし航空会社や出発地によっては、正直かなり微妙なこともあります。

私は機内食にはあまり期待しすぎず、自分好みの食べ物を少量持ち込んでいます。

また、エコノミークラスでは基本的にお食事サービスの時間が決められていて一斉に行われます。

つまり、自分が食べたいと思う時間に自由に食事をすることができません。

フライト前に空港で食事をしてしまい、お食事サービスのときにお腹がいっぱいで食べられなかったり、そのせいで次のお食事サービスの前にお腹が空いてしまって眠れなかったり、というようなことを経験したことはありませんか?

食べ物を持ち込むことで、自分の好きな美味しいものを自分の好きなタイミングで食べることができます。

渡航先によっては持ち込み禁止品があるので、事前にご確認ください。

さらに、大体のサービスの流れを知って、それに合わせて機内での過ごし方を考えておくのも良いと思います。

航空会社のサイトの機内食やサービスの情報を事前に見ておくことで分かると思います。

ちなみに、基本的なエコノミークラスの長距離フライトのお食事サービスは離陸後と着陸前に行われ、その間の時間は睡眠のためにライトダウンされます。

フライト時間によって、間の時間にスナックサービスがあることもあります。

スナックサービスの方法は航空会社や路線によって様々です。

一度ライトアップして配る方法、暗いまま起きているお客様にだけ渡す方法、ギャレーにディスプレイしてあるセルフサービスの方法などがあります。

私は他社の便に乗ると、寝ていて気が付かない間にスナックサービスが終わっていて残念な気持ちになることが多いです。

勿論CAさんに言えば後からでも貰えますし、サービスの時間でなくても頼んだら軽いスナックなどはもらえる会社が多いと思います!

お水のボトルは、保安検査後に必ず購入して持ち込んでいます。

機内でお水を頼むこともできますが、数人のCAで100人以上のお客様にサービスしているエコノミークラスでは、タイムリーに注文するのは難しいことも多いです。

水分を摂ることで、喉や皮膚の乾燥を防止できます。

機内では地上にいる時より水分を多めにとるようにしましょう。

水分を摂りすぎるとお手洗いが近くなってしまい、面倒に思う方もいるかもしれません。

時々お手洗いに立つことで、長時間座りっぱなしでいるよりも、むくみやエコノミー症候群も防止しやすくなりますよ。

ダウンロード済みの映画

動画配信サービスに登録して、見たい映画をタブレットにダウンロードしておくことはとてもおすすめです。

座席前のエンターテイメントシステムでも映画は見られますが、自分好みの作品があるとは限りません。

また、外国から外国へのフライトだと日本語では見られない作品ばかりであることがあります。

日本発であっても、外資系航空会社のフライトだと日本語字幕、日本語吹き替えのどちらかしかなかったりもします。

好きな映画をいくつか事前にダウンロードしておくと、フライト中以外の旅先での移動時間や並んでいる時間の暇つぶしもできます。

私は海外からでも見られる「Netflix」と「Amazon プライムビデオ」に登録していて、ステイ中にホテルに引きこもっている時にもずっと見ています。

ガイドブック

昔から旅行の必需品であるガイドブックも、フライト中の暇つぶしにはピッタリです。

おすすめのガイドブックを紹介したいのですが、たくさんあって迷ってしまいます。

というのも、色々なガイドブックを読み比べてみると、焦点を当てて詳しく書いている題材や地域がそれぞれ少しずつ異なっています。

5冊ほど用意すると色々な情報を集めることができて面白いですよ!

私は近所の図書館に置いてある限りたくさんの種類のガイドブックを借りて読んでいます。

5冊も買おうとすると良いお値段になってしまいますし、ガイドブックの情報は年々新しくなっていくものなので、図書館を利用するのはおすすめです。

ボールペン

ボールペンは、入国書類を書く際に必要です。

出国審査レーンの近くにボールペンと記入スペースが用意されている空港は多いですが、フライト中に記入しておくことでスムーズに出国できます。

機内でもCAさんに頼めば貸してくれることが多いと思います。

私は悲しいことに、仕事での乗務中にお客様にボールペンを貸し、貸したことを忘れ、なくしてしまうことが日常茶飯事です。

そのため常にボールペンを大量にストックしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、長距離フライトの持ち物について、旅慣れている現役の国際線の客室乗務員さんに書いていただきました。

エコノミークラスのフライトでファーストクラスのフライト並みに快適に過ごすことができたら素晴らしいですよね!

今回紹介していただいたアイテムは比較的入手しやすいものばかりなので、僕も早速真似してみようと思います。

CAさんおすすめの通なアイテムを持っていたら、CAさんとの会話のきっかけにもなるかもしれません。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

CAさんの長距離フライトのスケジュールを聞いた!上空で仮眠はできる?食事は?現地のホテルは?帰国後の休みは?

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