JWマリオット・カンクン・リゾート&スパ『メキシコ宿泊記』ホテルの値段、客室、夕食をレポート!
メキシコを代表するリゾート地である「カンクン」
メキシコシティから飛行機で2時間、日本からの場合はダラスやヒューストンなどで乗継をすれば1回の乗り換えで到着することができます。
カンクンは、カリブ海に面したリゾート地で世界的に名前が知れ渡っています。このため、メキシコ全土だけでなくアメリカやカナダ、ヨーロッパからも旅行者が訪れるような場所です。
年間の平均気温は最高が25℃程度で安定しており、1年間を通してマリンスポーツを楽しむことができます。
そんなカンクン旅行をした際に宿泊したのが「JWマリオット・カンクン・リゾート&スパ」です。
目次
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパについて
どんなところにあるの
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパは、カンクンのホテルゾーンと言われる長い南北に広がっているエリアのほぼ真ん中にあります。
北にリッツカールトン、南には同じマリオットグループの「Marrott Cancun Resort」があります。同じような名前のホテルが並んでいるので予約するときに間違えないようにしましょう。
ホテルのすぐ近くには、大きな商業施設はありませんが歩いて15分、バスならば5分ほど北に行ったところに「LA ISLA ショッピングビレッジ」があり、ここでお土産物を買ったり、朝食のパンなどを購入したりすることも可能です。
LA ISLAの中には水族館もあり、イルカと遊ぶようなこともできます。
空港からの行き方と値段は
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパには「シャトルバス」による送迎サービスがないのでカンクン空港からタクシーを利用します。
カンクンのタクシーは定額制を取っており、空港からJWマリオット・カンクン・リゾート&スパのあるホテルゾーンまでは500ペソとなっています。
所要時間は20分程度です。タクシー会社による差はなく、Uberもありません。
どうしても安くいきたい場合には、一旦、カンクンのダウンタウン(セントロ)に行くバスに乗って、そこからホテルゾーンに向かうバスに乗ります。
運賃は安いですが上手に乗り継いでも1時間程度かかります。
ホテルの値段は
宿泊代金は季節や曜日によって変動しますが日本円で1泊1室朝食込み25,000円程度からとなります。
全室オーシャンビューで、プレミアムルームのような部屋になると2割程度アップします。1部屋の価格なので2人で宿泊しても4人で宿泊しても同じです。
カンクンは季節と曜日による価格の変動が激しく、週末になると値段が高くなります。
また、三大繁忙期のセマナサンタ休暇(4月頃)、夏休み(6月末から7月末)、クリスマス休暇(1月中旬)の期間は値段が跳ね上がります。
実際の宿泊体験記
カンクン空港からホテルへ
カンクン旅行の日、まずはメキシコシティ空港からメキシコを代表するLCCのインテルジェット(Interjet)で移動します。
空港に着いた瞬間から感じる強い日差しと気温、1月に訪れましたが昼間は30度近い気温になります。
空港でタクシーチケットをホテルゾーンまで購入、このときに宿泊先を伝えます。
タクシースタンドへ行くとタクシーにすぐ乗車、そのままホテルゾーンに向かいます。
カンクンのマリオットは隣同士になっているので「JW」という言葉をはっきりと伝えましょう。不安な人はホテルの予約書類を運転手に見せると安心です。
20分ほどでホテルに到着、エントランスではベルボーイが荷物を運んでくれます
カンクンはチップ不要と言われていますが、タクシーやホテルの荷物を運んでもらった人にはチップを渡すのがよいです。チップの相場は20%、荷物1つにつき20ペソと覚えておきましょう。
ホテルからの眺め
ホテルに到着するとスムーズにチェックイン、そして待っている間はウェルカムドリンクが提供され、これだけでも気分が高まります。
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパはホテルランクでは★4つになるようです。
部屋に案内されると目の前に広がるのがカリブ海の青い海、そして真下には大きなプールがあり、到着早々に泳ぎたい気持ちにさせてくれます。
ホテルの雰囲気
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパの雰囲気は、落ち着いたリゾートホテルという感じです。
カンクンのホテルはファミリー向け、大人向けといったようにホテルごとにテーマが決まっていますが、JWマリオット・カンクン・リゾート&スパは落ち着いた雰囲気がコンセプトになっているので、華やかな雰囲気はありません。
日本人の宿泊客も滞在中はあまり見かけませんでした。
日本人のコンシェルジュは当日おらず、日本語の案内も少ないので注意が必要です。
客室
今回利用した部屋はダブルサイズのベッドが2台、テレビは衛星放送が映るので日本のNHKを見ることができました。
日本人にとってうれしいのがバスとトイレが分かれており、しかもバスタブが設置されています。
さっそくプールへ
真下に巨大なプールが見えているので、さっそく着替えてプールに
プールは、巨大なのですが流れがあるわけでもなく、子供向けの遊具があるわけではないので、ゆっくりとつかりながら楽しむというのがこのホテル流の楽しみ方です。
プールサイドにはお店があり、ドリンクなどを購入することができます。
支払いは部屋番号またはルームカードで可能です。
ドリンクを持って、ビーチに降りていくことも可能なので、ビーチで寝そべりながらアルコールを楽しむというセレブ的な過ごし方もできます。
夕食
JWマリオット・カンクン・リゾート&スパは、カンクンでよくある「オールインクルージブ」タイプではないので、自由に・無料で食事やドリンクを楽しむことはできません。
レストランは、メインダイニングになるのが「Simply Seafood」で、新鮮な海の幸をビュッフェ形式で楽しむことができます。朝食会場もここになります。
ほかには
・Gustino Ltalian Grill(イタリアン)
・Beachwalk Marketplace
があります。
充実しているスパ設備
ホテルの名前に「リゾート&スパ」と名前がついているだけあって、スパ設備が非常に充実しています。
価格は最低でも5千円程度からとなりますが、専門のスタッフによる気持ちの良いサービスを受けることができます。
人気の施設らしく、今回チェックイン時に利用しようと思って予約したときには「満席」という状態で使うことができませんでした。
事前に予約も可能ということなので、絶対にスパを体験したいという人は事前に予約しましょう。
我が家流の過ごし方は
我が家は、カンクン滞在もこれで3回目、オールインクルージブタイプではなく、JWマリオット・カンクン・リゾート&スパを選択したのは、夕飯を楽しみたいからです。
日中はホテルのプールやビーチで過ごし、夜になったら移動します。
オールインクルージブタイプは夕飯も付いているので完全にホテルライフを楽しむことになりますが、このホテルは夕食がないので夕方になると外に出かけます。
行先は、初日の夜がホテルゾーンの赤いバスに乗って「ラ・イスラ・ショッピングモール」へ
ここはファストフードなどのお店やお土産物店、さらにスーパーなどがあります。
スーパーで、ホテル滞在中に楽しむための食材や飲み物などを大量に購入し(ホテル内で購入すると高いので)、ホテルの冷蔵庫に入れます。
これで昼間の楽しみを準備します。
2日目は同じバスに乗ってカンクンのダウンタウンへ
ホテルゾーンとは打って変わって大音量の響くバーやナイトクラブ
さらにレストランなども数多くあり、ここで食事をしてホテルに帰ります。
メキシコは治安が不安と思うかもしれませんが、カンクンは安定しているので、余程の時間(真夜中など)でなければ安全にナイトライフを楽しむことができます。
ラーメン店もあり、メキシコではなかなか食べることができない本格的なラーメンを堪能してきました。
まとめ
いかがでしたか?JWマリオット・カンクン・リゾート&スパの宿泊体験記をお届けしました。
さすがは「マリオットグループ」だけあってサービス面は問題ありません。
メキシコではよくあるハード面のトラブルもほとんどなく安心して過ごすことができるホテルでした。
小さい子がいると少し物足りないかもしれませんが、ゆっくりとホテルライフを楽しみたい人から初めてのカンクンを楽しみたい人にお薦めです。