空港ラウンジに入れる条件を徹底解説!これでもう怖くない!プライオリティパスは同伴者も無料?2024年最強のクレカは?
「実は私は航空ラウンジが何なのかをイマイチ分かってない!」
「なんとなく入るのが怖い!」
「僕には敷居が高いのでは!?」
と思っているあなたのために、あるいは空港ラウンジに対して不安に思っているあなたのために、この記事では、
- そもそもラウンジには誰が入れるの?
- クレジットカードがあると無料なの?
- プライオリティパスとは?
- ラウンジキーって初めて聞いた・・・
- 家族は同伴者も無料なの?
- ラウンジはどの空港にもあるの?
これらの全てをお伝えします。
僕も最初は空港ラウンジのことをよく分かっていなくて、初めて羽田のラウンジにひとりで入ったときはとても緊張したのを覚えています(笑)
ただ最初に言っておくと、知識さえ入れてしまえばラウンジなんて大した話ではないです。ただの有料の待合室のことです。
原則はお金を払えば誰でも入れますし、一部のクレジットカードやプライオリティパスがあれば無料で入れます。
ということで、さっそく空港ラウンジについて解説をしていきますね。
目次
空港ラウンジとは
では、まずは「空港ラウンジとは何か」という話をします。
そもそも空港ラウンジとは、フライト前の待ち時間や、到着後の空港で時間を潰すときに利用ができる有料待合室のことです。
到着後にラウンジを使うことはあまりないので、基本的にはフライト前の待ち時間を潰すための有料待合室だと思ってください。
大抵の方は飛行機に乗るときは少し早めに空港に着くようにしていると思うのですが、ラウンジを使わない方だと搭乗ゲートの前に設けられているベンチで待つことになります。
よく見るこういうベンチです。
想像がつくかと思いますが、混雑時はすぐに満席になったり、騒がしかったりで、1時間も2時間も待つには正直キツイです。
空港ラウンジでできること
どうにもこうにも時間が余ってしまった、そんなときには空港ラウンジを使ってみましょう。
では、
「空港ラウンジでは何ができるのか?」
「どんなことができるのか?」
「どんなサービスがあるのか?」
を説明します。
はい、空港ラウンジでは実際にこんなことができます。
- ゆったりシートやソファでのんびり
- ソフトドリンクが無料
- お酒やアルコール類も無料
- 食事や軽食も用意
- 無料でWi-Fiを利用、コンセントで充電
ラウンジのグレードによりますが、だいたいこんな感じです。
ハイグレードなラウンジになると、
- 半個室の超豪華スペースでゆったり
- ハーゲンダッツが食べ放題
- 長距離フライト前にシャワーが浴びれる
- お寿司やステーキが食べ放題
と、ここまでのサービスがあります。
ちょっとした高級ホテル並みの扱いを受けられますので気分は悪くありません。
空港ラウンジの種類は2つ
空港ラウンジは、大きく2種類に分けられます。
・クレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)
・航空会社の運営するラウンジ(エアラインラウンジ)
空港ラウンジは大きく分けて「クレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)」と「航空会社の運営するラウンジ(エアラインラウンジ)」とあります。
国内にて発行される多くのクレジットカードで「空港でラウンジが使用できます!」と言われているものは、そのほとんどが前者の「クレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)」のことを指します。
では「クレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)と「航空会社の運営するラウンジ(エアラインラウンジ)」の条件やサービスの違いを詳しく解説していきます。
ここまでは、
・ラウンジっていろんなサービスがある
・ラウンジには大きく2種類ある
ということを理解しておいてくださいね。
クレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)
まずはクレジットカード会社の提携ラウンジ(カードラウンジ)です。
これは各クレジットカード会社がお金を出しあって運営しているラウンジのことです。国内外のほとんどの空港に設置されています。
※中にはラウンジのない空港もあります。
各クレジットカード会社のゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスの高いカードを保有している方であれば、無料でカードラウンジを使うことができます。
該当するようなクレジットカードを持っていない方でも、受付で1000円~3000円ほど支払えば有料で利用が可能です。
このカードラウンジは世界中の空港に存在しているので、空港ラウンジとクレジットカードは切っても切れない関係になっているのです。
航空会社の運営するラウンジ(エアラインラウンジ)
今度は「航空会社の運営するラウンジ(エアラインラウンジ)」について説明します。
エアラインラウンジを簡単に説明すると、ANAやJAL等の航空会社側が、自分のところのお客さん(VIP客)に向けて提供している専用の上級ラウンジのことです。
カードラウンジと比べて入場条件も厳しく、そしてサービスが非常に手厚いです。
ANAやJALの上級会員や、ファーストクラス、ビジネスクラスを利用するお客様に向けて、ANAであればANAラウンジだったり、JALであればJALサクララウンジだったり、デルタ航空であればデルタスカイクラブだったりと、それぞれの航空会社の名前がついたラウンジが各空港に準備されています。
エアラインラウンジに入るには、その航空会社の上級会員になるか、ファーストクラスやビジネスクラスに乗るか、ANAやJALが発行するプラチナクラスのクレジットカードを保有するか、等が必要です。
2つのラウンジを比較
いま紹介した2種類の空港ラウンジの入場条件やサービスの手厚さを比較すると、原則はエアラインラウンジの方がハイグレードで豪華です。
エアラインラウンジの中は、半個室の豪華なソファーがあったり、オーダー料理とかお寿司とかハーゲンダッツが食べ放題だったり、アルコールもビールやワインやカクテルが用意されたり、かなり贅沢な空間になってます。
シャワールームも完備されていて、他にもマッサージ機まであったりと、本当にいたれりつくせりのサービスが用意されています。
カードラウンジについては、エアラインラウンジと比較すると座席の間隔も少し狭かったり、食事も軽食程度で、飲み物はソフトドリンクだけ(アルコールは無し)で、シャワールームもないところが多いです。
どうしてこんなに差があるの?
2種類のラウンジで入場条件や設備、サービスに大きな違いがある理由は、エアラインラウンジは、何度も何度も自分たちのところのフライトを利用してくれるVIPなお客様だったり、上級会員、ファーストクラスのお客様が利用する前提で用意された上級ラウンジです。
そんなVIPなお客様に自社のラウンジを喜んでもらって、気に入ってもらって、今後も自社の飛行機を使ってもらいたいという気持ちがあるために、ラウンジでもサービスを追求しています。
当然ですが、そんなVIPお客様が自社のラウンジを喜んでくれて気に入ってもらうことで、今後も繰り返し自社の飛行機に乗ってもらえれば、自社の利益や売上が増えます。
これに対してカードラウンジの立ち位置は異なります。
少し乱暴な表現かもしれませんが、各クレジットカード会員の方が何度も頻繁にラウンジに来て、何度も飛行機に乗ったとしても、クレジットカード会社の直接の利益や売上には反映しません。
そのため、カードラウンジのサービスはエアラインラウンジと比較すると少し見劣りがするわけです。
と、こんな言い方をするとカードラウンジが大したことないように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
ラウンジ外の待合室の固いイスや、騒がしく混雑したカフェで時間をつぶすことに比べれば、カードラウンジでも充分すぎるほど快適です。
まずはカードラウンジを利用することから始めて、あなたがエアラインラウンジに入れる権利を手に入れたら、状況に応じて使い分けていきましょう。
エアラインラウンジの入場できる条件
あなたもご存じのように、航空会社も自社と提携したクレジットカードをいろいろと発行しています。ANAであればANAカードを、JALであればJALカードを、といった具合です。
しかし、航空会社の提携カードだからと言って、JALサクララウンジ、ANAラウンジなどの航空会社運営のエアラインラウンジが簡単に利用できるわけではありません。
仮に、年会費が3万円くらいのJALカードやANAカードのゴールドカードを保有していても、エアラインラウンジは利用できません。そのくらい入場できるハードルは高いです。
なぜそんなに入場できるハードルを高く設定しているかと言うと、本当にVIPな方だけをラウンジに入れたいからです。いまの時代はゴールドカードを持っている人も増えましたので、ゴールドカード保有者までエアラインラウンジに入れてしまうと、せっかくの高級ラウンジが人で溢れたり、サービスが行き届かなくなってしまうからです。
エアラインラウンジが使えるのはあくまでANAやJALなどの航空会社を繰り返しに利用する上級会員、ファーストクラスやビジネスクラスの搭乗者が対象です。
ただし、一部の例外としてエアラインラウンジの利用が許されるクレジットカードも存在します。さきほどの少し触れましたが、航空会社の提携のプラチナクラスのクレジットカード(年会費10万~15万)です。
ANAのケースで説明すると、ANAプレミアムカードを持っている方や、ANAの上級会員になった人だけが入会できるANAスーパーフライヤーズカードを持っている方が対象です。
これらの条件に該当するカードを保有していれば、国内線、国際線を問わず、ANAラウンジやビジネスクラス、ファーストクラスレベルのエアラインラウンジの利用ができます。
海外の空港ではプライオリティパスが便利
ここまでで説明したように、日本国内の空港ラウンジを使うのであれば、該当するラウンジに入場ができるクレジットカードや航空券を持っていれば無料で入場が可能です。
ここからは海外の空港のラウンジを利用するときのお話をしていこうと思います。
プライオリティパスとは
空港ラウンジについて調べているとよく登場するのが「プライオリティパス」という言葉です。
この「プライオリティパス」を持っていると、海外の空港ラウンジが無料で利用できるので大変便利です。
ご存じない方のために簡単に説明しておきますと「プライオリティパス」というのは、企業の名前です。世界中にある130ヶ国や地域、約500の都市で約1200ヵ所以上の空港ラウンジを運営しています。
日本国内のクレジットカードを持っていると、日本の空港ラウンジでは利用できますが、原則は海外の空港ラウンジでは通用しません。そのため「プライオリティパス」があると海外の空港ラウンジで重宝されます。
上の画像のように、プライオリティパスにはいくつのかクラスが用意されています。
その中のプレステージ会員(最高クラス)は年会費が429ドルなので、4万円以上の価値があります。
「4万円!?高いよ!」と思った方もいると思いますが、実は直接わざわざプライオリティパスに入会しなくても、ステータスの高い国内のクレジットカードを保有していると、プライオリティパスが特典として無料で付与されます。
クレジットカードによっては自動でプライオリティパスの権利が付いてくる
たとえば、ハイステータスで有名なダイナースのクレジットカードであれば、ダイナースクラブカードと航空券を見せるだけで、ダイナースと提携のある海外のエアラインラウンジが使えますし、その他の世界中の約750つの空港ラウンジの利用ができます。
これと同じように、一部のゴールドカードやプラチナカードを保有していると、世界中の1000以上の空港ラウンジが使える「プライオリティパス」の権利が無料で付与されます。
僕はアメックスプラチナを保有しているので、プライオリティパスの権利が付いてきます。
他にも
・楽天プレミアムカード
・MUFGプラチナアメックスカード
・ダイナースクラブカード
・デルタアメックスゴールド
・アメックスプラチナ
これらのクレジットカードなどはプライオリティパス(プレステージ会員)の対象です。
楽天プレミアムカードであれば1万円ほどの年会費でプライオリティパスの権利が付いてきますので、直接わざわざプライオリティパスに入会するよりも安く済みます。ラウンジ特典に限った話をすれば、年会費に対する費用対効果なら個人的には楽天プレミアムカードが最強だと思っています。
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クレジットカードによってはプライオリティパスのステージが異なるので、入会するときにはチェックしてからの申込みをお願いします。
まずは年会費無料のカードでラウンジ体験を
空港ラウンジって、結局は僕がどんなに説明しても、実際に自分が利用してみないといまいち分からないことも多いはずです。
そんなときは、まずは初年度の年会費が無料で、尚且つラウンジ特典の付いたクレジットカードから作ってみるのもオススメです。どのクレジットカードが初年度の年会費が無料になるかキャンペーンの時期やタイミングによって異なるので、お時間のあるときにチェックしてみるといいと思います。
初年度の年会費が無料なので、最初の1年間で無料でいろんな空港ラウンジを使ったり様子見をして、満足したら2年目以降も継続して利用、ダメならサクッと解約しちゃえばOKです。
プライオリティパスなのに優先されずに後回し?
プライオリティパスは、その名前の通り「プライオリティ(優先的に)」にラウンジに「パス(入場)」ができる権利なのですが、ラウンジが満席だったり込み合っていると、海外の一部の空港では後回しにされることがあります。
(稀ではありますが)高いお金を払っているファーストクラスやビジネスクラスの航空券を持っている人たちばかりが優先されて、プライオリティパスの保有者はラウンジへの入場がその後にされることもありますので、そんなことも心に留めておいてください。
ラウンジキーとは?プライオリティパスとは何が違う?
「プライオリティパスは聞いたことあるけど、ラウンジキーは初めて聞いた」って方も多いのではないでしょうか。
ラウンジキーとは、一言で説明するとプライオリティパスと同じように世界中の空港ラウンジが利用できるサービスです。そして実際に運営している会社もプライオリティパスと同じです。
ラウンジキーもプライオリティパスと同じように、ファーストクラスやビジネスクラスの航空券をお持ちの方を対象にしてVIP客の専用の上級ラウンジを使うことができます。
ラウンジキーとプライオリティパスの相違点
ここまでの説明だと、プライオリティパスとラウンジキーの違いが分からないかと思います。というのも事実としてサービス内容は非常に似ていて、どちらも世界中の多くの空港ラウンジを利用することができます。
利用可能な空港が少し違ったりもしますが、主要なターミナル空港では、プライオリティパスもラウンジキーも、どちらも両方ともラウンジが利用できることが多いです。
利用者があまり多くないようなマイナーな空港では少し利用範囲に差が出るかもしれませんが、さほど気にすることはないと思います。
制度としての大きな違いがあるとすれば、プライオリティパスはお金を払って入会することができますが、ラウンジキーはクレジットカードの付帯特典としての利用となります。
つまり、プライオリティパスは自分でお金を払って申込みもできますし、クレジットカードの付帯特典としての利用もできます。それに対してラウンジキーは、クレジットカードの付帯特典としての利用はできますが、自分でお金を払っての単独での加入が不可能です。どうしてもラウンジキーの利用がしたいのであれば、該当するクレジットカードを申込みする必要があります。
家族や同伴者って無料になるの?
空港ラウンジへの入場権利の付いたクレジットカードがあれば、カード名義本人は無料で利用ができることは説明しました。
ここで気になるのは「家族や同伴者って無料になるの?」ってところですよね。
自分だけがラウンジに入れても、同伴者や相方が入れないと結局は使いにくかったりします。
結論からお伝えすると、クレジットカード次第です。
クレジットカードによっては「〇名までラウンジが無料」という特典もありますし、もちろん「本人だけラウンジが無料」ってクレジットカードもあります。むしろ本人だけ無料の方が多いです。その場合は同伴者は有料になるので、受付でお金を払うことになります。
中には本人だけラウンジのクレジットカードでも、無料で家族カードが発行できるクレジットカードもあるので、事前に家族カードを作成しておけば実質は家族も空港ラウンジを無料で利用できます。
この辺りもクレジットカードを申込みときに調べておくのが良いでしょう。
空港ラウンジってどこの空港にもあるの?
基本的には国内外の主要な空港であれば、大抵は空港にラウンジが設置されています。しかし、当然ですがラウンジが無い空港というのもあります。
世界中で1000以上の空港ラウンジでありますから、僕も全ての空港ラウンジ情報を把握しているわけではありません。
どの空港にカードラウンジがあって、エアラインラウンジがあって、そのラウンジの入場条件や該当するクレジットカードがどのカードなのか、等を全てまとめることはできません。
旅行に行くときには、あなたの利用する空港のラウンジ情報を事前に調べておくとからしれません。
空港ラウンジ体験記
僕がこれまでに使ったことのある国内外の空港ラウンジを記事にしていますので、ここにまとめてあります。
随時更新していく予定です。
空港ラウンジまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では
- そもそもラウンジには誰が入れるの?
- クレジットカードがあると無料なの?
- プライオリティパスとは?
- ラウンジキーって初めて聞いた・・・
- 家族は同伴者も無料なの?
- ラウンジはどの空港にもあるの?
について解説をしてきました。
空港ラウンジには2種類があることや、入場条件やサービスの違いを含めてお話をしました。
エアラインラウンジは入場条件が厳しいので簡単には利用できないかもしれませんが、カードラウンジであればそこまでハードルは高くないので安心です。
今後のラウンジ利用を検討するのであれば、まずはクレジットカード選びからしておくのがベストだと思います。
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今後のあなたのラウンジライフが快適でハッピーなものになることを祈っています。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございます。