シンガポール航空のマイルの貯め方!ポイントサイト経由のクリスフライヤー特典航空券でスイートクラスも!
本記事では、シンガポール航空のマイルやスイートクラスのフライトに興味のある方のために、
・シンガポール航空とはどんな会社か?
・シンガポール航空のマイルの貯め方
・特典航空券のお得な利用方法
・スイートクラスの乗り方
について解説をしています。
ファーストクラスよりも上のクラスの「スイートクラス」を用意している航空会社はシンガポール航空だけなので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
その辺りも記事のなかで解説していますので、ぜひご覧ください。
シンガポール航空って、どんな航空会社?
シンガポール航空とは、文字通り、シンガポールに本社を置く航空会社です。
参考までに日本からの直行便は、シンガポールとロサンゼルスの就航があります
マイルプログラムの会員登録は無料
シンガポール航空は「クリスフライヤー」というマイルプログラムがあります。会員登録は無料です。
公式サイトは日本語にも対応しているので、会員登録していない方は公式サイトから登録ください。
マイルを貯めるには会員登録は必須となります。
加盟しているアライアンスは「スターアライアンス」
シンガポール航空が加盟しているアライアンスは「スターアライアンス」となっています。つまり、ANAと同じアライアンスです。
シンガポール航空のマイルは唯一無二
僕がシンガポール航空のマイルをオススメする理由は、たったひとつです。
それは、シンガポール航空のマイルを使ってビジネスクラスやファーストクラスに乗るためです。
そのためには、「シンガポール航空のマイル」を貯める必要があります。
他の航空会社のマイルを使って、シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラス、スイートクラスに乗ることはできません。
これはシンガポール航空特有のかなり特殊なルールです。
たしかにこの辺りのルールは、航空会社や加盟するアライアンスによって異なりますが、多くの場合は同じアライアンス内や提携の航空会社であれば、他社のマイルを使ってビジネスクラスやファーストクラスに乗れます。
たとえば、JALマイルを使ってエミレーツのビジネスクラスに乗ったり、ANAマイルを使ってユナイテッド航空のビジネスクラスに乗ったりできます。
しかし、シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラスについては、他社のマイルでの特典航空券の枠を一切用意していないので、(同じスターアライアンスの)ANAマイルがどれだけたくさん保有していても、シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラスには乗れません。
つまり・・・
マイルを使って、シンガポール航空のビジネスクラスやファーストクラス、スイートクラスに乗るのであれば、シンガポール航空のマイルを貯めるしかありません。
ファーストクラスを超えた「スイートクラス」とは?
では、記事の冒頭でも説明した「スイートクラス」について少しだけお話をします。
なぜ僕がシンガポール航空のマイルにこだわるのか。
それはやはり「スイートクラス」に乗るためにです。
ビジネスクラスやファーストクラスを目指すのであれば、ANAマイルやJALマイルを貯めて、同じアライアンスの航空会社を狙えばいいだけの話です。
シンガポール航空のスイートクラスの乗った方からは「ファーストクラスよりもすごい」「まさに、空飛ぶホテル」など、感動の声が聞こえてきました。
僕はまだ未体験なので、いつかシンガポール航空のマイルを貯めて、乗ってみようと思っています。
シンガポール航空のマイル「クリスフライヤー」の貯め方
ではここから、シンガポール航空のマイルの貯め方について解説をします。
記事のなかでは「クリスフライヤー」と呼んだり、普通に「マイル」と呼ぶこともあるのでご了承ください(笑)
飛行機に乗って貯める
まずは定番の方法です。飛行機に乗ってマイルを貯める方法です。
エールフランスやKLMオランダ航空の飛行機に乗って貯めるのはもちろんですが、同じアライアンスのフライトだったり、提携のあるJALの飛行機に乗って貯めることもできます。
シンガポール航空の飛行機に乗って貯める
シンガポール航空の飛行機でフライトマイルを貯めることができます。
シンガポール航空の公式サイトに、シミュレーターがあったので、詳しく調べたい方はどうぞ。
の公式サイトを見てみる
ちなみに、東京からシンガポールまでの往復で貯めるマイルは、3294マイル~6586マイルです。
※飛行機のグレードによってマイル数の変動あり
ポイントサイトで貯める
ポイントサイトからANAマイルやJALマイルへ交換が出来るのと同様に、ポイントサイトからシンガポール航空のクリスフライヤーへ交換ができます。
ANAマイルやJALマイルと比較すると交換ルートの選択肢が少なくて、実はたったの2つしかありません。選択肢が少ないので、ある意味では貯めやすいともいえるかもしれません。
マイルへの還元率は少し低めで、どちらもクリスフライヤーへの還元率は60%です。
PEX経由でのクリスフライヤー交換
画像のように、各ポイントサイトでポイントを貯めて、それをPEXを経由して最終的にクリスフライヤーに交換することができます。
しかし、PEXからクリスフライヤーに交換するときに「ワールドプレゼントポイント」を経由する必要があります。
ワールドプレゼントポイントを利用するために必要なカードは、三井住友系のカードです。
買い物目的で作るカードではないので、年会費無料の三井住友系のカードがオススメです。
そうなると、選択肢は三井住友エブリプラスになります。
ベースとなるポイントサイトは、あなたが普段使っているところで構いませんが、メジャーなポイントサイトを紹介すると、ハピタスやポイントタウンが有名です。
クレジットカードの案件だと、一気に1~2万円相当のポイントが貯めるので、継続的に(1ヵ月に2~3枚程度の)申込をしていくだけで結構な量のマイルに交換できます。
Gポイント経由でのクリスフライヤーへ交換
では、Gポイントを経由をしてクリスフライヤーへ交換する方法をお伝えします。
画像の通り、各ポイントサイトからGポイントに交換(最初からGポイントで貯めてもOK)をします。そしてワールドプレゼントポイントを経由してから、クリスフライヤーへ交換という流れです。
Gポイントへの交換が可能なポイントサイトは「モッピー」と「ちょびリッチ」です。
どちらも高単価の案件が多いので、短期間に一気にクリスフライヤーを貯めたい方は是非どうぞ。
参考までに、ワールドプレゼントポイントを使って交換が可能な航空会社は、シンガポール航空以外にも
・ANA
・ブリティッシュエアウェイズ航空
・エールフランス航空
・アリタリア航空
・中国東方航空
など、5種類のマイル選択肢があります。
クレジットカードでマイルを貯める(普段の買い物)
一部のクレジットカードで(普段の買い物で)貯めたポイントを、クリスフライヤーに交換することができます。
さきほど紹介した三井住友エブリプラスで買い物をして、ワールドプレゼントポイントを貯めて、そのままクリスフライヤーへ交換する(還元率60%)方法もありますが、それよりも還元率も優秀なカードが存在します。ご覧ください。
オススメはアメックス系のクレジットカード
クリスフライヤーをクレジットカードで貯めるなら、僕はアメックス系のカードがオススメです。
アメックスは複数の航空会社と提携しているので、アメックスのポイントからマイルに交換するときは、クリスフライヤー以外のマイルにも交換することができます。
つまり、クリスフライヤーを貯めつつ、状況によってはANAマイルやJALマイル、他にも多くのマイルへの選択肢があります。
ということで、この記事では2種類のアメックスを紹介します。
SPGアメックス
SPGアメックスなら最大のマイル還元率が1.25%です。
提携の航空会社が44社と選択肢が多く、シンガポール航空をはじめ、海外の多くのマイルと交換ができます。国内でもANAマイルもJALマイルも両方が交換の対象です。選択肢が多いのは魅力です。
しかも、SPGはマリオット系列なので、マイルを貯めるだけではなく、マリオット、SPG、リッツ・カールトン等の高級ホテルで特典を受けられるカードです。
SPGアメックスは保有してるだけで高級ホテルの無料宿泊券が毎年プレゼントされるので、それだけで年会費相当の価値があります。※無料宿泊券は2年目以降から
マイルを貯めるだけでも超優秀なカードですが、ホテル系のサービスも強いことがオススメの理由です。
アメックスゴールド
僕がアメックスゴールドをオススメするのは、タイミングによっては初年度の年会費無料キャンペーンがあることです。
アメックスゴールドからクリスフライヤーへのマイル還元率は0.8%(1250ポイント=1000マイル)なので、単純に「上手にクリスフライヤーを貯める」という目的だけなら、さきほどのSPGアメックスをオススメします。
提携しているマイルも、SPGアメックスが44社に対して、アメックスゴールドは15社(シンガポール航空、ANA、JAL等)です。ちょっと少ないです。
ただ、年会費が無料キャンペーンのタイミングと重なれば、アメックスゴールドも有りだと思ってます。
年会費を節約するなら提携のクレジットカードも
シンガポール航空と提携したVISAカードやJCBカードが発行されています。
カード利用でのマイル還元率は1%です。
いまは2020年3月末までのキャンペーンでボーナスマイルや年会費がお得になります。
一般カード
・2500円⇒無料
・ボーナスマイル⇒2000マイル
・マイル還元率1%
ゴールドカード
・15000円⇒10000円
・ボーナスマイル⇒5000マイル
・マイル還元率1%
カードの詳細はこちら
ホテル宿泊で貯める
ホテルの宿泊代金に応じて、クリスフライヤーを貯める方法もあります。
オススメのホテル予約サイトは「Kaligo」です。
聞いたことの無い方もいるかもしれませんが、ホテルに泊まるだけでめちゃくちゃマイルが貯まります。しかも貯めるマイルを50社から選択できます。
こちらの記事でKaligoについて解説していますが、クリスフライヤーと相性がとても良いので、上手く探せば宿泊代金の11%~15%くらいのマイルが貯まります。
※ANA、JAL、ブリティッシュエアで検証した記事です
さらに、ホテルの宿泊代金をクレジットカードで決済すれば、その分も追加でマイルが貯まります。仮に15%のマイル還元率なら、2.5万円の部屋を4人で泊まって10万の料金なら、一気に15000マイルが貯まる計算です。
家族で旅行に行くときにまとめて決済をしてお得にクリスフライヤーを貯めることができます。
シンガポール航空をお得に使うには
日本からシンガポールへのスイートクラスは何マイル?
この記事をここまでお読みの方は、相当にスイートクラスに興味のある方だと思います。ということで、必要なマイル数を載せておきますね。
まずはエコノミークラスですが
東京⇒シンガポール(往復)で50000マイルです。
続いてビジネスクラスですが、
東京⇒シンガポール(往復)で94000マイル。
ファーストクラスやスイートクラスは、
東京⇒シンガポール(往復)で140000マイル。
ファーストクラスとスイートクラスの必要マイル数は変わらないのが特徴です。
ちなみにスイートクラスは現金で買うと、往復で200万円くらいです。
日本からシンガポールまでの往復で200万です。日本から欧州までのファーストクラス往復と似たような価格なので、かなり強気な価格設定です。
ラウンジもスイートクラス
シンガポール発でファーストクラスやスイートクラスに乗ると、シンガポールのチャンギ国際空港にあるシルバークリスラウンジを利用することができます。
食事やドリンクもオーダー形式で利用できますが、日本国内になるラウンジとは比較にならないくらい素敵で静かで素晴らしいラウンジです。
クリスフライヤーの有効期限は?
有効期限は、3年(厳密には36ヵ月後の月末)です。
期限が切れそうなときは、お金を払って延長することも可能ですが、もったいなので可能な限りは期限内に利用するようにしておきましょう。
あとは別の方法ですが、一定の条件を満たすことでシンガポール航空の上級会員になっておくと有効期限が無制限になります。
「Velocity」へ移行
有効期限が切れそうなときの参考程度の知識で構いませんが、シンガポール航空のクリスフライヤーは、ヴァージン・オーストラリア(VA)のマイレージプログラム「Velocity」へ移行することができます。
わざわざ交換する必要はないと思いますが、もし期限が切れそうなときの対処策としてメモ代わりに載せておきます。
シンガポール航空のマイルの貯め方まとめ
シンガポール航空のマイルを貯めるメリットは、この記事内で何度もお伝えしている「スイートクラス」を狙うためだけです。
逆にいえば、興味が無い方はわざわざ貯める必要もないと思っています。
ちなみにシンガポール航空のエコノミークラスを狙うのであれば、ANAマイルを使って搭乗が可能ですし、シンガポール航空とANAマイルであれば間違いなくANAマイルのほうが貯めやすいです。
あなたの環境や目的と照らし合わせて、必要であればこの記事を参考に貯めていただければ嬉しい限りです。
その他の海外の航空会社についての記事も書いているので、良かったらどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。