別府温泉の素泊まりホテル「葉籠」をCAがご紹介!源泉掛け流しのお部屋風呂付!
このブログを読んでくださっている方は、旅行好きな方が多いのではないでしょうか。
旅行といえば、観光、グルメ、フライト、お土産、そして重要な要素のひとつにホテルがありますよね。
ということで、今回の記事では、旅行とホテルが大好きな国際線客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)さんに、オススメのホテルを聞いてみました。
それでは、別府温泉のホテル「葉籠」をご紹介します!
ホテル「葉籠 -hakomori-」について
「葉籠」は、大分県別府市にある、2020年11月にオープンしたばかりという新しい温泉旅館です。
「大人2名限定」かつ「素泊まり」という特徴のあるこちらの旅館へは、大分空港から車で1時間程、福岡空港からも3時間程で行くことができます。
静かで隠れ屋のような雰囲気のある旅館ですが、別府中で目立っている観覧車のある「ラクテンチ」という遊園地の入り口のすぐ近くに位置しており、迷わず到着することができました。
ホスピタリティ溢れる伝統的な旅館とは少し趣は異なりますが、モダンでお洒落なお部屋でマイペースに温泉を楽しめる、とても素敵でお勧めしたくなるホテルでした。
お部屋について
別府の大通りから細い道に入り、ラクテンチの観覧車に向かって住宅街を進んで行くと、ホテルの入り口と駐車場が現れます。
ホテルの入り口は別府の住宅街の中に溶け込んだ控えめな雰囲気ですが、中に入ると雰囲気がガラッと変わり、想像より広々としたお洒落なロビーにワクワクしてしまいました。
正面奥には中庭が綺麗に見え、より開放的に感じられます。
こんなところにこんな空間があるなんて!と少し不思議な気持ちになってしまうような素敵なロビーです。
ロビーにはソファ、中庭にはベンチが、どちらも大人数で団らんができるような配置で置かれていました。
客室は中庭の周りにずらっと建てられています。
全て一軒家のようになっていることもあり、とても静かでのんびりと過ごすことができました。
お部屋に入ると、中央に小さい坪庭があり、坪庭をぐるっと囲むように玄関、リビング、お風呂と続きます。
お部屋中に床暖が付いているのがとても快適で嬉しかったです!
アメニティはアールグレイの香りという珍しい商品で、オーガニックのもので使い心地もバッチリでした。
飲み物はコーヒーメーカーとペットボトルが用意されています。
また、素泊まり宿ですが、冷蔵庫やポット、電子レンジ、食器類等一通りのものが揃っています。
キッチンはないのでお料理はできませんが、近くの飲食店でテイクアウトをしてお家パーティーをするのも楽しそうです。
お風呂は源泉掛け流しの部屋風呂ですが、坪庭に面する窓を開けると露天風呂のように涼みながら入ることもできます。
湯船は足を伸ばして2人でもゆっくり入ることができる程広く、とても気持ちが良かったです。
お風呂は坪庭を挟んでリビングから見えてしまうので、リビングでくつろいでいると目に入り、ついつい気になって何度も入ってしまいました。
テレビも大きめで、ソファからもベッドからも見ることができる配置であったのも良かったです。
お風呂、床暖、家具家電の配置、アメニティと、全てがお部屋でのんびりと快適に過ごすことができるよう丁寧に整えられており、接客こそないもののホテルのホスピタリティを心地良く感じることができました。
こちらのホテルで過ごす時間は、なんだか今時のお洒落なデザイナーズマンションに住んでいるかのようで、いつかこんなお家に住みたいな、なんて思ってしまいました。
周辺の観光地
素泊まり宿なので、食事は周辺の飲食店を利用しました。
旅館での懐石料理や朝食ビュッフェはもちろん大好きですが、こちらのホテルは素泊まりなので、1日3食存分に別府のグルメを楽しむことができ、とても楽しかったです。
観光を兼ねた温泉旅行の時は、素泊まり宿も良いな、という新しい発見かもしれません。
大分、別府といえば、とり天、かぼす、別府冷麺、だんご汁等など、美味しいお料理がたくさんあります。
ちなみに、今回訪れた中でのお気に入り飲食店ベスト3は、大分出身のCAの同期から教えてもらった、郷土料理店「甘味茶屋」、回転寿司店「亀正くるくる寿司」、ベーカリー「友永パン屋」です。
別府に訪れた際には是非召し上がってみてください!
また、別府は地獄めぐりが有名ですよね。
7箇所全て巡ってみたのですが、それぞれ特徴が異なり、展示物やお土産物屋さんも充実していて、思っていた以上にとても楽しむことができました。
あと1箇所、温泉街から少し離れるのですが是非お勧めしたい場所が、「アフリカンサファリ」という動物園です。
車に乗ったまま、自然の中で生活する動物たちを間近で見ることができる動物園なので、檻の中にいる動物を見るのとは一味違い、迫力満点でした!
別府からは、大分のもう一つの温泉街である湯布院へも車で1時間ほどで行くことができます。
別府とはまた雰囲気が異なり、自然豊かで景色も空気もとても綺麗ですし、商店街で食べ歩きをするのも楽しいですよ!
「葉籠」の魅力とは?
とてもバランスの良いホテルだなと感じました。
一切の不満を感じず快適に過ごすことができるホテルで、何か特別な感動があるというわけではないものの、チェックアウトの時には期待以上の満足感を感じていました。
清潔で、お写真映えもするセンス抜群のお部屋には源泉掛け流しの部屋風呂が付いており、全体的に少し狭いながらも決して窮屈なほどではなく、またその分お値段も優しいです。
素泊まり専門でお食事はありませんが、その分別府の観光を楽しむことができるというのも新鮮でとても楽しかったです。
別府や湯布院の由緒ある温泉旅館に一泊し、もう一泊は観光の時間を取りながら葉籠で過ごすという旅行プランも良いかもしれません。
こんな人におすすめ
静かにお連れ様との二人きりの時間を過ごしたい方や、お値段を抑えつつもお部屋付きの温泉を楽しみたいという方におすすめです。
お部屋は一軒家のような造りですし、館内のレストランや大浴場への移動というようなこともないので、日々の喧騒を忘れてゆったりのんびりと過ごすことができました。
また、このご時世ですし、対面での接客が少ないのは安心でもありました。
一方で、別府には美しい海景色や山景色を望むことのできるようなホテルも多くある中、こちらのホテルはお部屋からは坪庭が見られるだけなので、もしかすると閉塞感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ホテル内でのお食事、ラグジュアリーなおもてなし、展望、この3点を求めていない方全てにおすすめしたい、とてもコストパフォーマンスの高いホテルだったな、と思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、大分県別府市にあるホテル「葉籠 -hakomori-」を客室乗務員さんに紹介していただきました。
温泉県おおいた、いつか湯布院と一緒に訪れたい場所の一つです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。