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JALのJGC修行のオススメルートを徹底解説「コロナ版」どのカードの特典がメリットある?沖縄と三角飛びの比較

2020年にJGC(JALグローバルクラブ)修行をして、JALの上級会員を目指そうと考えている人に、2020年おすすめの修行ルートを紹介します。

JGCの場合には、FOP(FLY ON ポイント)単価重視をする方法と搭乗回数を重視する2つの方法があります。

価格面や日程面などに分けて記述していきますので、2020年にJGCを目指そうと考えている人は参考にしてください。

ただし、2020年5月現在、新型コロナウィルスの感染拡大に伴って多くの国内線・国際線が運休となっているのでスケジュールを決める際には注意してください。

JGC修行の概要とFLY ON ポイント

FLY ON ポイントを稼ぐ

JAL(日本航空)の上級会員であるJGC(JAL グローバルクラブ)に入会するためには、JALマイレージバンクの独自ポイントであるFOP(FLY ON ポイント)を貯めなければいけません。

JGCに関する詳しい説明や受けることができる特典については以下のリンクを参照ください。

JGC修行で手に入るJAL上級会員のメリットと特典を解説!FLY ON POINTの貯め方とラウンジも!

JGCを獲得するためには

・1〜12月の12カ月間にJALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便にJMBのマイル積算対象運賃でご搭乗いただくと積算される「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上のご搭乗実績があること。
・JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかを保有していること
(JAL公式ホームページより)
https://www.jal.co.jp/jalmile/jgc/enroll.html

 

の条件を満たすことが大切になります。

重要なJALカード

JALのJGC修行をする場合には、FOP単価を気にする前にJALカードを発行することが重要になります。

しかも

CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ

のいずれかを発行しましょう。

万が一、ここで審査落ちしてしまうとJGC修行をする以前の問題になってしまいます。

まずは、上記のブランドのJALカードを発行するところから始めます。

そしてもう1つ重要なのが、ここ数年継続されている「JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントボーナスキャンペーン」です。

このキャンペーンでは、JALカード保有者がその年の1回目の搭乗後に5,000 FLY ONポイントがもらえるキャンペーンであり、このポイントもJGC取得の条件となるFOPに加算されます。

つまり、JALカードを発行するとJGC取得の条件が
「45,000 FOP獲得または50回以上の搭乗」と変わります。

5,000FOPとなると沖縄往復1回分以上であり修行にかかる必要にも大きく影響します。

FOP派にとって大切なFOP単価

JGC修行をするにも重要な数字になるのが「FOP(FLY OM ポイント)単価」です。

JGC修行だけでなく、SFC修行でも重要視される指標で、1FOPを稼ぐのにいくらかかるのかを表す指標です。

修行ルートを決めていくときには、このFOP単価にこだわって探していくのが50,000FOPを目指す人には重要になります。

回数派は航空運賃

JGC修行とSFC修行の大きな違いに「JGCには搭乗回数で達成できる基準がある」という点です。

50回以上の搭乗でJGCの基準を満たすこともでき、こちらでJGCの取得を考えている人は、FOP単価にこだわるのではなく、1回の航空券運賃にこだわっていくことになります。

FOPの計算ルール

JGC達成基準の1つであるFLY ONポイントの計算ルールを紹介します。

修行ルート作成にあたっては、この計算ルールを知らないと意味がありませんし、フライトマイルとは全く計算方法が異なります。

FOPは「(期間基本マイレージ×予約クラス×路線倍率)+搭乗ポイント」

で決定されます。予約クラスはファーストクラスやクラスJ、また航空券の種別によって決定されます。(一般的に高い運賃ほど予約クラスは高い)

路線倍率は、国内線は一律に2倍、国際線も東南アジアとオセアニア路線が1.5倍、残りは1倍になります。

搭乗ポイントも航空券の種別によって400または200ポイントが貯まります。

FOP単価を計算する

50,000FOPを目指すのであれば、必ずやらなければいけない作業が「FOP単価」の計算です。

これは「価格÷獲得FOP」で計算する数値で、この数値が小さいほど

安くJGCを獲得することができる

ということになります。

そして2020年5月現在の「FOP単価」を計算した結果から2020年JGC修行おすすめルートを紹介します。

2020年 JGC修行 おすすめルート

1.羽田-那覇

SFCのところでも「SFC修行おすすめルート」で1位に挙げましたが、

JGC修行においても「羽田-那覇」路線は外すことができません。

まず、FOP単価はクラスによって異なりますが、以下の表のようになります。

利用クラス・航空券種別 獲得FOP 価格(2020年夏) FOP単価
ウルトラ先得 1,476 FOP 9,210円 6.2 FOP/円
ファーストクラス・株主優待 2,860 FOP 31,710円 11.1 FOP/円
ウルトラ先得 クラスJ 1,672 FOP 10,510円 6.3 FOP/円

表で示したようにFOP単価がウルトラ先得の一番安いところで購入することができれば、6.2円と非常に優秀です。

同じ運賃種別のクラスJでも6.3円とほとんど変わりません。普通席よりもクラスJの方が、座席間隔が広いので疲労感を感じることなく修行ができます。

 

羽田-那覇路線は便数も多いので1日2往復することができ、ウルトラ先得の一般席であれば

(50,000-5,000)÷1476=30.5

15往復とちょっとが必要になるので8日程度の修行費用はおよそ30万円程度でJGC取得ができます。

クラスJばかり利用できれば、獲得FOPが大きいので

(50,000-5,000)÷1672=26.9

13往復とちょっと 約7日となります。費用はこちらも30万円程度となります。

実は、日程重視の場合には、ファーストクラスを利用するのも1つの方法で、株主優待券を購入する必要がありますが、株主優待券があればFOP単価約11円、1回のフライトで獲得できるFOPが2860もあるので、JGC獲得には

(50,000-5,000)÷2,860=15.7 8往復で完了です。

1日2往復できるので4日でJGC基準に到達します。

ただし、少し費用がかかり航空券代が約50万と株主優待券が16枚必要になりますが、食事付きの広々シートで修行することができます。

2.日本各地発-那覇路線

日本各地から那覇に向かう路線も総じてFOP単価が良く、JGC修行路線向きと言えます。

特に名古屋(中部)や大阪から那覇に向かう路線はおすすめです。

このため、日本各地から那覇を2往復(途中の那覇から折り返すフライトと出発地と別にする)と楽しめます。

一方で、厳しいのが三角飛びです。

ANAの場合「那覇-新千歳」便がありましたが、JALにはありません。そのため乗り継ぎ扱いとなるので、不可能ではありませんがFOP単価は良くありません。

「東京-福岡-那覇-東京」といったルートも可能ですが「東京-福岡」のようなビジネス路線は、先得の割引率が小さいためFOP単価が高く修行向きとは言えない路線です。

したがって、三角飛びはおすすめできません。

3.国際線 SINタッチ

SFC修行でも使える技であるSINタッチもJGC修行で使うことができます。

詳しくはSFC修行の項で記述しています。

ANA-SFC取得修行の最安で最速のオススメルートはやっぱり沖縄?三角飛び?「コロナ版」徹底ガイド!

いわゆる「国際線乗り継ぎ航空券」を使って

日本各地→沖縄(那覇)→羽田→シンガポール→羽田→沖縄(那覇)→日本各地

と回るルートで(赤字部分が国際線乗り継ぎ航空券)2日間で飛び回ることができます。

1回で獲得できるFOPが1万以上でFOP単価も概ね8円から10円の間に収めることができます。

ただし、JGC修行の場合、そこまで馬味があるのかというと、この方法を使っても10日程度必要になります。

前述した羽田-那覇のファーストクラス往復であれば4日で達成できてしまうので、速さ重視の人はファーストクラス修行の方が良いかもしれません。

4.回数派向け

最後にJGC修行を搭乗回数で行いたい人向けの路線になります。

この場合は、FOP単価ではなく、いかに安い航空券で便数が多く、短時間のフライトであるかということを重視します。

そこでおすすめ路線が下の3つです。

路線 伊丹-但馬 福岡―宮崎 那覇-宮古
最安値運賃 約7,000円 約6,000円 約5,500円
特徴 修行定番のルート

飛行時間が短い

福岡拠点で修行にお薦め

便数が多い

乗り継ぎ航空券を使える

本数も多い

1日便数 2往復4便 4往復8便 4往復8便

回数派の人は、ひたすら安い航空券を探して、そこを往復すればよいのですが

1日3往復(6回搭乗)ぐらいがスケジュール的に限界です。

フルに詰め込めば10日程度の修行で、費用も安い運賃で抑えられれば30万円程度で済ませることができます。

欠点は、路線のある所まで移動しなければいけないという点です。

特に関東に住んでいる人は、近くに修行向きの路線がありません。

まとめ

・JGC修行をするのであれば、回数派かFOP派かを決める。

基準は、住んでいる地域や使いやすい路線を参考にするとよい。

・2020JGC修行おすすめ路線は「羽田-那覇」路線である。他にも日本各地から沖縄に向かう路線は、FOP単価が非常に良いので修行ルートに組み込みたい。

短期間で済ませたいのであれば、ファーストクラスを利用する方法もある。

・海外修行も方法としてある。SINタッチやBKKタッチなどSFC修行と同じ技を使えるところは多くあります。

 

 

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